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Opus One

で、ご想像どおり、まだアメリカにいるのである。週末にシリコンバレーに移動した。

当地での同行者に、土産は何がいいか、聞かれたので、
 ・Coachのハンドバッグ
 ・ティファニーの装飾品
 ・ワイン
 ・チョコレート
あたりを挙げると、ワインがいいという。例のイギリスでのテロ未遂事件以来、機内持ち込みができない。サンフランシスコ空港の、制限エリア内の売店で買ったものは、機内持ち込みできるらしい(未確認)が、ふざけた値段で売っているので、チェックインバゲッジ用に梱包してくれる酒屋へ行く。もちろん、梱包材料の代金(本数によって異なるが、$2~$8、1~12本用くらいまで数種ある)を払ってもそのほうが安い。
 ワインは結構好きなのだが、カリフォルニア産をこちらで買ってもってかえる以外はほとんど買わない。(オレゴン産は目下研究中)。理由は純粋に値段だけどね。こちらの値段で$20~$30(スーパーマーケットでのメインは$15以下だ)出せばかなりいいワイン(と思われる)が買える。中には日本でも買える物もあるが、こちらでの値段を知っているとアホくさい。極端にいうと倍近い場合もある。で、その値段だったらフランス産の方がいいんではないか?と、思うわけである。

 というわけで、「半可通によるカリフォルニアワイン講座」。
葡萄の種類
 ワインは、味を決める要因として、葡萄の種類があるわけだが、ワイン好きに言わせると、「赤なら、カベルネ・ソーヴィニヨン、白ならシャルドネ」ということになる(勿論、混合される場合もあるが、カリフォルニア産はなぜか単一種で作ることが多いようだ)。確かに、良いカベルネは、非常に複雑な香りと味がするが、料理を選ぶところがあると思う。安いカベルネは×。収穫後2年程度で市場に出回り始めるが、良いカベルネは5年以上熟成させたほうがよいとされている。もちろん、プレミアムワインを扱う店もあり、熟成のある程度すすんだワインも売っているのだが、高価である。通は、10本まとめて買って、ある程度保存したあと、毎年1本づつ空け、熟成の度合いの変化を楽しむそうだ。ただし、ちゃんとしたワインセラーを用意しないと、日本の夏の気候はワインをだめにしてしまうという(刑事コロンボ、「別れのワイン」を参照)。
 白は長期の熟成の必要なものは少ないが、シャルドネも「料理を選ぶ」。
というわけで、初心者へのお勧めは赤ならメルローかピノ・ノワール。すこし変わったところでは、ジンファンデル。ジンファンデルは米国の固有種なので、土産に必要な「珍しさ」もある。白なら、ピノ・グリヨ(ピノ・グリジョ)かな。
 シャンパンという手もある。「フランスのシャンパーニュ地方でシャンパン製法で作られた発泡性ワイン」のみ、「シャンパン」と呼んでいいことになっていて、それ以外は「スパークリング・ワイン」と呼ばなくては、ならないそうだが、こんなことはフランス人が決めたことで、アメ公は気にしていない。

ブランド。お土産なので、「知名度」や「いわれ」も重要ですね(笑)。
 ロバート・モンダヴィあたりは超有名(でも、モンダヴィ買うならカベルネがいいと思う。日本でも買える)。
 シャルドネなら、オー・ボン・クリマ。「よい畑で」という意味(だと思う)。三角形のラベルなので、見つけやすい。また、ボトルが青いガラスのものがあり、こちらはプレミアム品で$40以上する。
 ニーバウム・コッポラ。映画監督のF・コッポラが所有するワイナリ。比較的安め。プレミアム品として「ルビコン」がある。なお、サンフランシスコのダウンタウンに同じ名前のレストランがあるが、こちらもコッポラが共同経営している。
 アイアン・ホース。シャンパンが主だが、白ワインも一部あり。ホワイトハウスの晩餐会ではこのブランドのシャンパンが使われるそうである。
 ドメーニュ・シャンドン。フランスのモエ・エ・シャンドンがカリフォルニアに農場を持ち作っている。

ビンテージ。葡萄のできにもよって、ワインとしての仕上がりはかわるので、何年物かも重要。カリフォルニアでは95、97、03年あたりが、当り年だったはずだが、よく覚えていない...

 なんて、うんちくを同行者にたれながら広い店内を歩いていると、同行者が「これなんですか?」と別に置いてあった、ワインを指して聞いてくる。
「聞くなよ、こっちだって詳しいわけじゃないんだから・・・」と思いながら見てみると、Opus Oneの新酒(2004年物)だ。Opus Oneは究極のブランドといえるだろう。前述のロバート・モンダヴィとフランスの有名なワイナリ、シャトー・ムートン・ロットシルト(アメリカ人はもちろん「ロスチャイルド」と発音する)のジョイント・ベンチャーのブランドである。う~む。$150とは...数年前、$105で見たときも思ったが手が出ない・・・。セカンドブランドとして、Opus One Overtureなんてのもある(ちょっと安い)が、酒屋では見たことがない。
Opus Oneの値段を考えると、「投機」としてのワインコレクションは「アリ」なのだろう。

以下、楽天のお店より。








ほか多数

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本日の御託
 で、同行者は私の中途半端なうんちくを聞いて、ワインに興味をもったらしく、
「じゃ、これ買ってみます、勉強のために」とOpus Oneお買い上げである。
もったいね~、とこころの中で叫ぶが、彼の金であるし、彼が何か学べれば、それはそれでよし。はぁ、おれもほしいよ・・・



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